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グッバイ・ブラック・ライダー

 投稿者:ホロウ  投稿日:2009年11月 4日(水)21時49分17秒
返信・引用
   
 

エメラルドフロウジョン

 投稿者:ホロウ  投稿日:2009年 6月16日(火)22時27分33秒
返信・引用
  書けなくなったのは久しぶりのことで
それが一人のレスラーの死のせいだなんて言ったら
みんな俺のことどう思うのか判んないけれど

どうにも、まいったな、こりゃ
全く何にも浮かばない
書けない俺はただの馬鹿
俺、馬鹿になっちゃいました、少なくとも、今のところ




だけど、愛だよね、これって。
 

声明

 投稿者:ホロウ  投稿日:2009年 3月 7日(土)22時31分50秒
返信・引用
  もう一度君の声を聞きたいと思うことを
僕は決して恥じたりなんかしない
途切れた場所にどんな言葉があったとしても
それは僕らが築いたものとは何の関わりもないこと
もう少し時が経ったら
電話をかけてもいいかい
違う人間と新しい幸せを築いていることを
負けず嫌いの子供の様に競い合おうよ
それが過去を浄化するような
素敵なものになるかどうかは今は判らないけれども
アドレスを削除しないことを約束しよう
ひとつくらい昔の為に足かせをつけたって良い
なにひとつ引きずらないで生きていくことなんて所詮不可能なんだから
釈然としないものの代りに
システマティックな未練を足首に縛りつけようじゃないか
義務のような憎しみでおしまいにするより
流行歌みたいな言葉で綺麗に終わるより
僕は君のアドレスを保護する
君も僕のアドレスを保護する
僕らであって僕らじゃない約束の為に
たぶんウンザリしそうなひとりを生きるのも悪くないと思わないか
納得したなら指きりで誓おう
馬鹿馬鹿しい約束は指きりで誓うものだ
どんなにウソをついても針なんか飲んだことなかったじゃないか
人と人が誓いを立てるのは
もっと違うものを求めているからなのさ、ほら、小指を立てて
愚かな幕引きの代りに約束をしよう
新しい未来の作り方を
今夜僕らがここに提示するんだ




もう一度君の声を聞きたいと思うことを
僕は決して恥じたりなんかしない
 

風船

 投稿者:ホロウ  投稿日:2009年 2月 3日(火)16時45分59秒
返信・引用
  魂の裾野を幻覚が越えてくる火曜日、虚ろな目をしたテレビ・タレントが掌だけで盛り上げるような調子、いじけた雨粒が果てしもなく降り続き書こうとしていた言葉のことを忘れる…軋む椅子に横たわる様子はまるで脚を失った豹のようだ
知らない番号からかかってきた電話、受話器の向こうの汚れた声の婆さんはあんたがかけてきたんだと言い張った、そんなものは知らない、あつかましい年寄りの知り合いなどもういない、ボケた婆さんなんかに誰が携帯など手渡すのだろう…?椅子が軋んだ音に舌打ちをした拍子に電話が切れる
いつか昔遠くに飛んでいった風船のことを思い出す、風船を買ってもらってはすぐに手を離すのが好きだった、まだ浮かぶうちに、高く飛べるうちに…遥か彼方に浮かぶ淡い色が一番美しいと思った、太陽の無い日には必ずその時のことを思い出すようになった、同級生がくたばったニュースと一緒に
誰とも言葉を交わさなくなったことを恥ずかしいと思う気持ちなどない、きっとこのまま思春期の呪縛を振り払いながら人生は流れてゆくのだから…流れ着いた先が果てしない滝壺であることは明白なのだし…もう最期を怖いとは思わなくなった、それはいつ訪れるのか予測の立たないものだからだ、見取ってきた幾人かの…表情を思い出す…そこにあって……どこにもなかったものたちのことを
風船を飛ばして…取り戻さないで、手の届くところに留まることがあっても…遥か遠くまで届けて、運命のように届かないところに…飛び去ったものは二度と見送らなくて済むから…魂の裾野を越えてくるいくつもの幻覚、数えているうちに限りない時間が過ぎ去ってしまうだろう、かけがえのないものなどすべて失ってしまえばいい、どうせそれは留まりはしないものだから……




一番最初に見送ったのは淡いグリーンの風船だった、空は果てしなく澄んでいて………母親は優しく俺の手を取っていた。

http://gold.ap.teacup.com/horou/

 

ナイフ

 投稿者:ホロウ  投稿日:2008年11月 2日(日)18時14分32秒
返信・引用 編集済
  吐こうとした言葉はすべて懐に隠して、手元で何度となく弄んできたようなものばかりを並べて、それを予防線と呼ぶことにしてなんだか満足した、申し訳なさを匂わせるみたいに段階的に光度を落としてゆく寒々しい世界は、叶うことよりは叶わないことを受け入れて生きるべきなのだと決意しているようで、それは部屋の中から傍観する分にはやたらといらつきを募らせる種類の静粛だった、先ごろ販売が中止されたナイフを手に取って私は爪を研いでいた―いつからそんな風にしていたのかは今では思い出せない、私の父はナイフが好きだった、彼の書斎の引き出しには数えきれないほどのナイフがずらりと向きを並べていて、刃を覆い隠す黒や茶色の皮の鈍い光り具合に、それが何人もの人間を殺すことが出来るのだという認識早い時期から私は持っていた…実を言うとこのナイフはその父のナイフなのだ、家を飛び出すときに何本かを鞄に忍ばせて持ってきていた、父が嫌いだったのではない、私はナイフが好きだっただけだ―何の話をしていた?そう、爪を研ぐ話だ
父は私が書斎に近づくことを決して許さなかった、当然のことだ…だけど私はそれがなぜなのかちゃんと分っていたし、父の裏をかくことはいくらでも出来たから表向きは興味の無いふりをしていた―興味がない、そういう態度さえきちんと見せておけばたいていのことはうまく運べるものなのだ―そんな風にして父は長いこと私に騙されていた、私は小学校に出かけては少し早く家に帰り、避妊具なんかが(その時は何に使うものなのかまったく分からなかったけど)隠されている寝室の小部屋の引出しから書斎の鍵を取り、書斎でナイフを持ちその輝きにうっとりと溶けていたものだった…ある時、ある時だ…それがいつ頃のことだったのかは先に書いた通りはっきりとは思いだせない、その時の記憶はある意味で時間を超越した状態で私の胸のうちに存在している―私はその曇りの無い刃先で自らを傷つけてみたくなった、だけど身体に傷をつけて、父や母によからぬ疑いを抱かせたり、ナイフに触れたことを父に気づかれるのは絶対に嫌だった、だから慎重に爪を研いだのだ…父の部屋のティッシュを一枚抜き取って、机の上で少しずつ…時折指先に触れるぞくりとする冷たさに、私はうっとりとなった、その快感が増せば増すほど、これは絶対に誰にも気づかれてはならないことだ、という理性も極端に強くなった…その日から家を出るまで、両親にその行為が見つかることは一度も無かった、そもそも父は私が書斎に入ったことなどないと信じていたし、父の机の引き出しに何が入っているか私に分かるはずもないとそう信じていた、時々ナイフの刃先を調べて、おかしいなと思うことはあったかもしれない、だけどそれが私のせいだなんて到底考えることは無かっただろう―爪を研ぎながら父親のことを思い出すのは久しぶりだった―彼の葬式が終わってから何年が過ぎたのだろう?母親は今でも可哀想な未亡人の役にどっぷり浸かっているのだろうか?おかしなものだ、父が死んだとたんに彼女は貞淑な女になった…父親との人生は幸せなものだったと、一日の内に何度も遠い眼をしてはそんなことを口にした、父親がそれについて何事か意見を述べることが出来たとしたらいったい何と言うだろう?と私は考える―少なくともそれは母親の意見と一致することは決してないであろう―爪を研ぎ終わり、ナイフを皮のホルダーにしまう、とたんにそれがぬくもりを持つように見えるのは、私の勝手な感覚であってナイフのせいではない…私だって本当は安堵し続ける毎日に焦がれているに決まっているのだ…覆われたナイフ、そこには視覚的な凶暴さはもう見受けられない、でもだからこそ、という新しい存在感が窺える、覆われたナイフ、私は整った指先をゆっくりなぞりながら薄く笑う



お父さん、このナイフのこと、好きだったんだよね、いちばん。

http://gold.ap.teacup.com/horou/

 

White

 投稿者:ホロウ  投稿日:2008年10月14日(火)00時18分24秒
返信・引用
  朝は来なかった


操作された、昨日のトレース
デスクトップのアイコンみたいに

ただ
並んだ
とき


おれは、よく喋る亡者だ
記憶のぬけがらを
抱えて

こわれものみたいに生きる

通いなれた道を
歩かなくなる
ことばかり
考えて


腕を裂いても
なにも
出てこない気がする
ただ ただ 真っ白な

白が

漏れてはいけない
水のように
音もなく
少しずつ


食卓のコーヒーカップ、現実だった
その横の砂糖、それも現実だった
クリームのポーション、ソーサーのヒビ、そのほかの、あれやこれや

俺の指紋は
そこにはないような気がする
触れた途端に 消える
魔法の命

いつか聞こえる、呪文が怖いから
いつでも耳が
片方開き辛い


助けを請うには、時間が経ち過ぎた
どうしてだろう
間違えたような痕跡、あの日の、あの時の

感情のあれやこれや


朝は来なかった
おれは
自己意識の過ぎる

かげろうのように


昨日も明日も 持たず
ゆらゆらと
立ち尽くす


夢だ
夢だ
朝方の
必ず
途中で終わる
意味の無い
夢の中だ





朝は来なかった


ただ
ただ





真っ白な





白が
 

色の無い血溜まり

 投稿者:ホロウ  投稿日:2008年10月 5日(日)01時37分22秒
返信・引用
  疲れの果てにあるはずの
深い眠りが閉ざされた
暗闇で放し飼いの、潜在的な――脅威

カーテンの向こう、いくつもの外壁を反射してくる性急な車のライトが、まるで
取り返しのつかない
観念的なひびのようだ

呼気のわずかな隙間に
何を見たのか
雨に濡れ稼動を止めた
錆び付いた観覧車のような時間、薄明かりに長く、いまひとつの鈍器みたいな影が延びる
雨の音を数えて
雨の音を数えて、稀に見る孤独がそこにあるから

存在と幻影、不完全なレムの中で水と油みたいに分離という調和を描いて
俺は枕に張り付いて無感情に泣いていた
涙は
カラスの糞のように頬をかすめて
朝までには
無意味な気体になる

ワルツのような鼓動
指揮者のタクトの先端が鋭過ぎて
プレイヤー達が微細な傷を受ける、致命傷ではないのに
ひとり残らずなにかを奪われてしまう、夜に降り積もる色の無い雪、それを理由と名付けた、果てしなく刻まれるひび、裂け目のおぞましさに気付くのはきっとあと何度か
渇いた夜が肌を撫でてからさ
血だって言ってよ
血が流れているって
俺にはそれを見つめることは出来ない
近づけば近づくほど
欺かれたような気になる
眠れない暗闇に潜むものは
きっと俺の致命的な配列に更なる配色をもうける

路面には水溜まり
タイヤが通過するたびに
まるで





悲鳴みたいに
弾けては静まる
 

goodmorning

 投稿者:  投稿日:2008年 8月24日(日)06時46分8秒
返信・引用
 
雨が、クレヴァスに滴り落ちてゆく、時の、(白冷める、)光の破水の音を聴いた、朝の

幸福な羊の恩恵に
射し示す
ゆるやかな微睡みと恩寵、波紋が連なって出来る瞬間/微笑みに、僕はまたぼんやりと瞳を閉じてハミングする


月が綺麗だよ、
月なんて出ていないよ、
ほら、
ベーコンも焼けたよ、
ああ。


ちょっと大きめの冷蔵庫と
ちょっと大きめの洗濯機と
ちょっとパワーのある掃除機と。

L字型のカウンターキッチンから投げてくるトスをラケットではじくソファーの上で、ゆっくりと身を起こす

トーストが焼ける。



オニヤンマの産卵方法を
知っているかい?

水に尾を打ちつける
雌の、羽音。

職人的な規則正しいリズムを聞きつけた雄が、スナップを利かせた鞭の様な軌道でそれをかっ攫うのさ。

なにそれ。

なんでもない。





いただきます、



 

コンティニュー(Re: あとかたもなく)

 投稿者:ホロウ  投稿日:2008年 4月20日(日)22時41分50秒
返信・引用
  > No.9[元記事へ]

うみの底でおしまいなんて思っちゃいなかったさ


消滅のあとには何もないなんて
逃げ出した魂には何の関係もない



荒れたすべなきものが
うみの底に爪を立てる
地球の奥底で
燃やし尽くされようと



目論んで


消滅のあとの海水が汚れる、そうさ、あとかたもなく、あとかたもなく…





祈りの言葉なんてもうない
それは


消えうせる前のささやかなあがきだった

濁ってゆく海水





レースの
感触を思い出させる





終わりたがるんだ


すべての
あとにも
 

あとかたもなく

 投稿者:南の風  投稿日:2008年 4月20日(日)12時24分8秒
返信・引用
  祈る様な朝の気配の静謐さと
制御不能、獰猛な野獣と化して暴れる呪い言葉

苛むものは何だった

それすら
クリーム色に遮光されて
記憶の辿り着けない
レースの向こう




    「消滅」



もはや戻る事のない
瓦礫(がらくた)


はるかなる ささやきを
ゆめゆめと


鳴き過ぎた虫が煙草の先に羽を落とす



  ジリッ





そいつはあとかたもなく消えた―

800度の熱の渦に、あとかたもなく、消えた―


うみの底を知っているかい?

暗色の世界に計り知れない数の光の苦悩が渦巻いていて

そいつと君が飛び込んだものの中には分かり合えない、ある種の共通項があるって事さ―もはや聞こえてないだろうけど



ルームサービスのボタンを押す

誰もいない空間でかすかに空気の音がふれた

呼び出したものの類じゃない


それは遠く

それは鳴り響いて

あとかたもなく

床に、消えた




 

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